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伝統行事
「集落の人々は古来より、屋久島の大自然に畏敬の念をもち、目に見えない神様や仏様、ご先祖様を大切にし、節目には祭を行ってきました。」(屋久町郷土誌より)
屋久島は道路が整備されていなかった昔は「集落」が暮らしの基本的な単位でした。現在でも祭りや行事は集落毎に行われています。
鬼火焚き・祝い申そう・七草祝い (1月)
1月7日、屋久島では伝統行事が3つ重なります。まず、お正月各家庭で飾った門松やしめ縄を各集落の海岸や広場に集めて燃やす「鬼火焚き」。山のように積み上げたお正月用のお飾りの中央に柱を立てその先に鬼の顔を描いた凧のようなものを付け燃やします。鬼(悪霊)を退治し、地域の災害防止、無病息災を願う意味が込められています。2つ目は、集落の子供達や青年団の小グループが集落の家を一軒一軒周り、玄関先で、無病息災・商売繁盛などの願いを込めた「門祝い」の唄を謡う「祝い申そう」(または「門まわり」。集落毎に呼び方や歌詞は異なります)。お礼にお金やお菓子をもらって帰ります。3つ目の「七草祝い」は、七五三のような行事です。子供が数えの7歳の年の1月7日に着物などを着せお参りをして親戚や知り合いの家を回ります。
森・水開き (3月)
毎年観光シーズンを前に登山客の安全を祈願して執り行われる神事です。神事の後は、林野庁屋久島森林管理署、林野庁屋久島森林管理署、屋久島自然保護官事務所、屋久島レク森協議会事務局、屋久島観光協会が主体となり、地域ボランティアの方達と歩道の清掃や危険個所の確認をします。
宮之浦春祭り 益救神社 春の例大祭(4月)
楠川城祭り (5月)
如竹祭り 旧暦の5月25日( 6月)