
ダイビング・シュノーケリングで遊ぶ
屋久島というと、とにかく「縄文杉」や「もののけ姫」など山のイメージばかりですが、実はダイビングスポットとしても優れた場所なんです。
屋久島には黒潮(暖かい海流)の本流が南から流れ込んでいます。その黒潮に乗って多くの魚が流れ込み、暖かい海流がサンゴ礁を育て、結果、屋久島の海は魚達の天国になりました。
過去に行われた全国魚種調査コンテストで3年連続で日本一になった事が、魚種の豊富さと魚影の濃さを物語っています。
そんな素晴しい海の世界をシュノーケリングでは気軽に、ダイビングでじっくり奥深く楽しむことが出来ます。
意外と知られていませんが、ダイビングやシュノーケリングは海が穏やかであれば雨が降っていても問題なく出来ます。 風が強かったり波が高いと水が濁ってしまい中止となりますが、それは晴れの日でも同じです。 水の中に入れば雨の音は消え、見上げれば水面に波紋が幾重にも重なり、普段では見られない風景が見られます。
シュノーケリング
シュノーケリングは、水中マスク、シュノーケル・フィン(足ヒレ)をつけて海面を漂いながらサンゴを眺め、魚と一緒に泳ぐマリンレジャーです。
ウェットスーツを着ていれば水面を浮かんで沈む事はないので、泳ぎに自身がない方でも出来ます。小学生でもOK。
手袋をしなければ岩ガキなどで手を怪我しやすいので注意して下さい。初心者の方はガイドツアーに参加しましょう。
体験ダイビング
初めてダイビングをする人向けのコースです。
ダイビングと聞くとちょっと怖い・難しいイメージがあるかもしれませんが、ガイドさんに任せて説明を聞いていればまず問題はありません。
呼吸も、平地とまったく変わらない感覚で呼吸出来、実は泳げなくてもダイビングは楽しめます。
ガイドツアーは主に半日/1日コースがあり、時間と料金で好きなコースを選べます。
ファンダイビング
ダイビングのCカード認定以上(ショップにより異なる)を持っている、経験者向けのコースです。
ビーチ/ボートを選択できるショップが多く、ナイトダイビングなどのオプションも豊富です。
屋久島では高い確率でウミガメとのランデブーダイビングが出来ます。
ファンダイビングから屋久島の海の魅力に取り憑かれ、屋久島でダイビングショップを始めた人も沢山います。
主なダイビング・シュノーケリングエリア
ダイビングスポットは当日の天候や海のコンディションを判断し、最適な場所をガイドさんがチョイスしてくれます。
主にシュノーケリング・体験ダイビング向けのエリアを紹介していますが、ファンダイバー向けのボートエントリースポットも含めると島一周ほぼポイントがあります。
一湊いっそう
屋久島北部にある屋久島でのマリンレジャーのメッカ。 湾になっており、ちょこんと突き出た矢筈岬の東西どちらもダイビングポイントなので、西風の時は東側(元浦)、東風の時は西側(クレーン下、矢筈神社etc)と、使い分けが出来るのが最大の特徴です。 サンゴ、魚、ウミガメどれも一級品。元浦は浅瀬なのでシュノーケリングも楽します。 一湊海水浴場があるので利便性も高く、よく利用されています。