黒味岳トレッキング

黒味岳トレッキングは、九州で6番目に高い標高1,831mの頂上を目指すコースです。
黒味岳は、九州百名山にも選定された名峰で、山頂までの道のりには、大きな屋久杉や清流、高山植物、そして不思議な形をした奇岩との出会いが待っています。頂上では驚くほど巨大な花崗岩の岩塊が見られ、絶景の大パノラマに魅了されること間違いありません。

標高約1,640m に位置する花之江河（はなのえご）という日本最南端の高層湿原では、ミズゴケが一面に生育し、ヤクスギの白骨樹が立ち並ぶ幻想的な景観を楽しめます。登山道では、ヒメコイワカガミ、イッスンキンカ、 ヤクシマシオガマ、ツクシゼリなどの高山植物や固有種も多く観察されます。5月中旬～6月上旬は、頂上稜線にヤクシマシャクナゲが咲き誇り、桃源郷のような景色が広がります。

同じ淀川（よどごう）登山口から、さらに宮之浦岳を目指す「宮之浦岳トレッキングコース」もあります。