山頂にそびえ立つ巨岩は自然のストーンオブジェ
太忠岳は標高1,497m。山頂には高さ40mの「天柱石」と呼ばれる一枚岩の花崗岩がそびえ立っています。
自然が作り上げた奇跡のようなストーンオブジェ(石材彫刻)で、天に向かって親指を突き出したようユニークな形状は安房集落からも見ることができます。天柱石の岩陰には祠があり、太忠岳は岳参りの対象の山となっています。
太忠岳への登山はヤクスギランドの150分コースにある蛇紋杉(倒木)から入り、小花山の森や天文の森といった美しい森を通ります。山頂では太平洋・前岳の壮大な景色が登山者を迎え、天気が良ければ安房集落や種子島も一望できる展望の良い山です。
6月の花の時期には山頂付近でヤクシマシャクナゲが咲き誇ります。地元の小学生の遠足や本格的な登山者にも人気があり、屋久島リピーターにも愛される山です。太忠岳は、屋久島の豊かな自然を象徴する山として、多くの人々に親しまれています。
details詳細情報
住所 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房 |
---|---|
アクセス方法 | ヤクスギランド入口から入山 安房から車で約40分 バス停 No.71「ヤクスギランド」からすぐ |
駐車場 | あり 30〜40台 |
料金 | 無料 |