愛子岳

屋久島空港から正面にそびえる愛子岳は、標高1,235mの綺麗なピラミッド型をした、九州百名山にも選定された名峰です。
屋久島では麓から見える山を前岳と呼んでいますが、屋久島の北東部に位置する小瀬田・長峰集落からはっきり望むことができる屋久島を代表する前岳の一つです。古くから、小瀬田集落では愛子岳へ岳参りを行ってきました。

小瀬田地域にある愛子岳登山口から山頂までのルートは、世界自然遺産登録地域に登録されています。愛子岳登山は、椎や樫から針広混交林への植生変化が楽しめ、山頂付近は花崗岩の岩場をロープで登るハードなコースです。頂上からは、宮之浦岳等の奥岳や種子島などの島々が浮かぶ海などが一望できます。