< 屋久島観光協会主催 |第36回 屋久島しゃくなげ登山

島の女王様 「ヤクシマシャクナゲ」 

「ヤクシマシャクナゲは屋久島にだけ見られる固有変種です。深紅の蕾から咲きすすむにつれて淡いピンクへと変化する花は島の女王というにふさわしい美しさです。標高1100メートルを超えるあたりからすべての山で見ることができます。森林帯では屋久杉に着生してやさしげに風に揺れ、山上では光をいっぱいに浴びて群れをなし、たくましく豪華な花を咲かせます。その華麗な花は大正時代にイギリス人によってヨーロッパに紹介され、園芸種シャクナゲの交配に活用されました。世界中で愛されているシャクナゲにはヤクシマシャクナゲの系統が多数あります。きびしい冬を蕾で過ごしたしゃくなげが花開くのは5月の末、長くはげしい梅雨を前に新緑の山々をかざります。」
日下田 紀三 著書「屋久島自然観察ガイド」より抜粋(山と渓谷社 2004年 P.45) 

Gallery

<